断片





苦し紛れな《僕》のフラクション。粉々達の断片。


クサリハクサリクダケテイクダケブキミナキミハ。

君が君の事が本当に好きだ。ただそれだけだった?
お願いパズルを完成させて。頼むからお願い早く。
君は誰?何故僕は知らない?何処に行けば会える?
鳥籠なんかにいれない。ずっと手で握りしめてる。
途方もなく、捻り曲がった僕。
僕が必要なのが君で君が必要なのが僕でないだけ。
君に会えたら死んでもいいぜ君に会えさえしたら。
僕の存在はごまかしが九割嘘が一割で出来ている。
だから……いや何でもないよ。
魂の球が二つ。ずれた扉。命の灯台。天井で大渦。
食べ足りなくて貪り荒らし喰らいつくただの食事。
怪物は食べる事のみ考え食べられる事は考えない。
ぶちぶちぶち?ちぎっていい?目の前にあるから。
切れてしまいそうでもう切れてしまっていたのは。
愛してるよ。誰を?さあ。さっぱりわからないね。
君は僕を知らない、それは当然だよ。だからこそ。
夢は現実には影響せずそう感じたとしたら妄想だ。
ほどけない鎖。砕けそうだけどそれは最大の禁忌。
最高最悪華麗なる咎人の君は。
僕をどこかに連れて行ってくれると期待していた。
正義の名を借り悪を捻り潰して微笑む正義の味方。
悪を名乗ってひたすら悪ぶる目立ちたがりの悪者。
常に誰かが助けてくれると確信しているマチビト。
嗚呼なんて愛しいんだろうね。
おいで……大丈夫、僕は君を食べたりはしないよ。
でも本当に君に会えたら僕は。
幻滅だって?理想や幻なんて見るなってんだバカ。
僕の世界は君にやるから君の世界は僕によこせよ。
君のせい、なんだから。責任逃れなんかじゃない。
閉じ込めておきたい、失くしたくないから。絶対。
あーあ。君がいると思い外に出たけど一人ぼっち。
僕が僕である限り会える訳がないなんて知ってる。
君の消失が僕の終点。君がいない世界が僕の誤解。
中途半端でどっちつかずで、徹底しない達しない。
殻しか残ってないから会いたいと思うので精一杯。
周りを全て砕いてしまえば、君は見つかるのかな。
君が手に入らないのならば僕は他の全てが欲しい。
赤い赤いウズマキ。これは君にぶちまけてあげる。
君は、もうすぐ崩壊する。……そうなんだろうね。
愚かしい事に会いたいなんて思ってたけど本当は。
砕けそうな鎖。それは砕いたら駄目。駄目なんだ。
え?わからないから、ちょっと待ってよ、待って。
忘れてたけど忘れてたから忘れてたのは忘れてた。
真っ暗なフラッシュバック。君を知ってしまった。
全ての真実に気付いたときに。
愛する人にすすめられた甘酸っぱい真っ赤な誘惑。
当然のように呪われているようにそれを手に取る。
僕は堕ちて、君の手をつかみ。
ゲンジツという名の舟に乗せられ君と追放される。
そんな甘い幻想のような夢のようなおぞましい話。
完成図は失い更に別のパズルのピースが混ざった。
それでも君は、無理矢理はめ合わせてゆくんだね。
止めて苦しいから止めて。僕はもう、とまれない。
そして終焉の曲を踊るだろう。
鬱懐な鬱屈する鬱積して鬱塞し鬱憤が欝陶しいよ。
君と僕でくるくる回りながら。
君を幻想と重ね合わせ、ホントウの君は拒絶した。
鎖は砕けてしまう。一つずつ、ボロボロボロ……。
心が折れそうで胸に開いた穴は塞がりそうもない。
空腹感に苛まれ周囲の全てを喰い散らかす怪物は。
顎門を開き鋭く光る醜い牙で。
流れていくのは、時間と風と雨と涙。それから血。
綺麗な消滅でなく醜悪な死を。
君は崩壊せず僕の中。最後の最後、エンドマーク。
終わらせようよ腐った僕らを。

……鎖は腐り、くだけていくだけ。不気味な君は。
さいごまで僕とふたりきりで。

逃げ道なんてみちはないから。










2007/05/06